「医療技術関連の会社を応援したいからこの投資信託を保有しているのですよ」というお言葉を、医療技術関連の会社の株式に投資をする投資信託を保有されている方からお聞きしたことがあります。
株式を買うということは、その会社の資本に出資するということ。つまり、その会社を応援することにつながります。
いま日本には投資信託が約6000本*あります。
投資信託と言っても、各投資信託の投資対象はさまざまで、どの会社の株を買う、どの債券を買うなどを定めた約款に基づいて運用を行います。
例えば、冒頭のお客様がおっしゃった医療技術関連の会社に投資をする投資信託というものもあります。また、世界の気候変動対応に取り組む会社の株式に投資をする投資信託もあります。投資信託の目論見書や販売用資料に、なにに投資をするのかなどの説明が記載してあります。
つまり、自分自身のために資産形成をして、かつ社会に貢献する企業の株式を買うという選択肢もあるのです。
SDGsの17番にある『パートナーシップで目標を達成しよう』
投資先を決めることは些細な一歩と思われるかもしれませんが、投資先を選ぶ→選んだ会社とつながる→その会社が社会に役立つ物やサービスを提供する→その物やサービスを享受した人たちが幸せになる、というように、大きな輪でつながっていくのです。しかも、投資は自分が足を運ばなくても世界の会社とつながることができるのです。中には、選んだ会社が開発途上国へ物やサービスを提供することで、投資先を決めた私たちは間接的に開発途上国への貢献もできるのです。
もし、投資信託の目論見書や販売用資料を手にする機会がありましたら、どんな会社に投資をする投資信託なのか見てください。
*投資信託協会HP『公募投信 2022年6月』より
審査番号:2397853