12、つくる責任つかう責任
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アムンディ・ジャパンは使い捨てコンタクトレンズの空ケースをリサイクルするプロジェクトに参加しています。使い捨てレンズ1箱分の空ケース(約30グラム)をゴミとして燃やした場合のCO2(二酸化炭素)排出量はガソリン乗用車(燃費16.2㎞/ℓ)が1㎞走る時と同じ排出量になるといわれています。

私は約20年間毎日使い捨てコンタクトレンズを使い、約480箱分の空ケースをそのまま捨てしまっていました。日々の何気ない行動が、乗用車で480㎞分走ったのと同じ量のCO2を生み出していたのです。 近年、各国で異常気象による大きな災害が増えているのはCO2の大量排出が深く関わっているからだと知り、今年からリサイクルに参加することにしました。

リサイクルに回せばCO2が生じることなく様々な製品に生まれ変わります。1人で出来ることは小さいけれど、何百万人、何億人もの人がこの先何十年と継続して取り組めば大きな変化が生まれるのではないかと思います。

毎朝、コンタクトレンズの空ケースを1日ずつためていくのは500円玉貯金の様で楽しいですし、1か月分まとめて会社の回収箱に入れるときは、ちょっとスッキリした気分を味わえます。

最近、飲食店がストローをプラスチック製から紙製に変えたり、コンビニがおにぎりの包装用プラスチックを植物由来の素材に変えたりと、多くの企業が環境にやさしい活動を始め注目を集めています。モノを作る企業だけでなく、モノを使う消費者側の私たちも、環境に配慮した扱いを心掛けたいですね。