アムンディは2050年までのネットゼロ・エミッション実現に向け⾏動することを表明しました。

ネットゼロ・アセットマネージャー

アムンディはネットゼロ・アセットマネジャーズ・イニシアチブに参画することで、世界的なカーボンニュートラル⽬標を⽀持するだけでなく2050年までのネットゼロ・エミッションの実現に向けた投資を加速すべく、積極的に⾏動しています。これは、世界的な社会課題に積極的に取り組むことについてのアムンディのコミットメントであり、そして気候変動に対するアクションを加速するための「グラスゴーへの道」に向けた私たちの計画の重要なステップとなります。英国グラスゴーでは2021年10⽉31⽇から11⽉11⽇にかけてCOP26(第26回国連気候変動枠組条約締約国会議)が開催されます。

責任ある投資家とは、100%の責任を負うことです。 次なるステップ:気候変動に対する⾏動のさらなる強化

アムンディは2010年の設⽴以来、環境、社会、ガバナンス要因の投資プロセスへの統合、および持続可能な開発⽬標(SDGs)を⽀援するためのエンゲージメント⽅針、持続可能な資本市場の発展、そして開発資⾦を通じて、持続可能なトランジションの加速に取り組んでいます。

気候変動は紛れもなく、この時代にとって最⼤のチャレンジです。⼈々の⾏動によって深刻化する気候変動は、最⼤の社会的全体に影響を及ぼし得るリスクのひとつです。こうした背景から、世界的なネットゼロ・エミッションに向けたトランジションの加速が迫られます。アムンディは責任あるアセットマネージャーとして、経済と社会の移⾏を⽀援することを⽬的に掲げ、顧客である投資家が⾏動をとることを可能にし、トランジッションに伴う投資リスクに備え、収益機会を⾒出せること意を注いています。アムンディは国連環境計画・⾦融イニシアチブと共に、ポートフォリオ脱炭素化連合を2014年に創設しました。そして2021年、トランジションの担い⼿として、ネットゼロ・アセットマネジャーズ・イニシアチブに参画した次第です。

2021年は、あらゆる経済主体が何らかの気候変動に対する⾏動を起こす年にすべきです。各国政府や企業は、意欲的な排出削減⽬標を掲げ、脱炭素化経済に移⾏する責任を担っています。このネットゼロへ向けて、⾦融セクターが気候⾏動の重要な担い⼿としてその役割を果たすべきだと考えています。アムンディは責任投資のパイオニアであり、気候変動に対する⾏動に関して強い信念と責任を持っています。欧州における資産運⽤業界のリーダーとして、誇りを持って世界的なカーボンニュートラルを⽬指しています。

ヴァレリー・ポッドソン、アムンディCEO

なぜ、「ネットゼロへの加速」がCOP26の核⼼なのか?

パリ協定は、気候変動との闘いに関する明確なガイドラインを定め、197ヵ国が世界の平均気温の上昇を2℃未満とする⽬標で合意しました。この画期的合意から5年が経過し、世界各国、地⽅政府、企業、⾦融機関は地球温暖化の抑制に向けた新たな道筋を設定するために必要な対策を怠り、2050年のカーボンニュートラル⽬標の実現をますます困難にしています。エネルギー転換は⾦融リスクであると同時に私たちに共通する責務であり、責任ある投資家による気候⾏動は転換の担い⼿となります。地球温暖化ガス(GHG)の排出は直ちに削減する必要があり、私たち全員がそれを達成する責任を負っています。

ネットゼロ・アセットマネジャーズ・イニシアチブとは?

ネットゼロ・アセットマネジャーズ・イニシアチブとは、気温の上昇を1.5℃に制限する国際的な取り組みと整合的で、2050年までにカーボンニュートラルを実現するという⽬標とその⽬標に合った投資を⽀援することにコミットしたアセットマネージャーの国際的グループです。このイニシアチブは、国連気候変動枠組条約(UNFCCC)ゼロ・キャンペーンから公認を受け、気候変動に関する機関投資家グループ(IIGCC)と連携しています。

ネットゼロ・アセットマネジャーズのコミットメントとは?

イニシアチブへの参加により、アセットマネージャーは、アセット・オーナーと協⼒関係を構築し、2050年までのネットゼロ・エミッション、すなわち脱炭素化社会の実現を⽬指します。アセットマネージャーは2030年時点での中間⽬標を設定しますが、それは2050年までのネットゼロ・エミッション⽬標に合ったものでなければなりません。また、投資家に対してはネットゼロ投資および気候変動を巡るリスクと収益機会に関する分析を提供し、ネットゼロ⽬標と整合するスチュワードシップとエンゲージメント戦略を実⾏します。