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素敵な未来はデザインできる 深野康彦のお金のはなし

素敵な未来はデザインできるコラム案内人:深野康彦

第19回
iDeCoとつみたてNISA どう使い分けるたら良いのか?パート2

 ファイナンシャルプランナーの深野康彦です。今回は前回に引き続き、「iDeCo」と「つみたてNISA」の使い分けについてお話しします。前回、自営業者やフリーランスなどの国民年金加入者(第1号被保険者)の非課税制度の利用の仕方をご説明しましたが、今回は、勤労者(第2号被保険者)及び専業主婦(第3号被保険者)の利用方法についてお話しいたします。
まずは、平成を振り返るクイズから始めましょう。
Q現在、大手銀行はメガバンクと称される、みずほ、三井住友、三菱UFJの3行ですが、昭和46年から平成10年までは「都市銀行」と呼ばれる大手銀行が数多くありました。その数と各銀行名を全て答えてください。

 年代別に考えるのがポイント!

 節税を含んだ非課税のメリットを考えれば、iDeCoを選ぶのが基本になると考えられますが、若年層は非課税のメリットだけでiDeCoを選んでよいのか疑問に思います。なぜなら、iDeCoは老後資金を準備するための制度であることから、60歳まで積み立てた資金を引き出すことができないためです。

iDeCo・つみたてNISA・国民年金基金 比較表

 iDeCoは老後資金のための非課税制度

 老後資金は早いうちから準備した方がよいのは事実ですが、若年層は老後を迎える前にまとまったお金が必要なライフイベントが多数あるため、近い将来のライフイベントを優先した資金準備をお勧めしています。
 近い将来のライフイベント資金が準備できている、あるいはしっかりとした資金準備計画があれば、つみたてNISAよりもiDeCoを優先させるのがよいでしょう。反対に準備が出来ていない、あるいは準備できるかどうか不安がある場合、いつでも払い出しができるつみたてNISAを優先させた方がよいと考えます。つまり、若年層は資金準備の進捗次第で、優先させる非課税制度を決めるのがよいというわけです。若年層から40歳代前半まではこの考え方で問題はないと思われます。

  40歳台後半からは、つみたてNISAを併用

 一方、40代後半から50歳代前半であれば、iDeCoを優先させるべきでしょう。iDeCoの拠出は60歳までなので、50歳代になれば拠出期間が10年未満となりますが、口座管理料等を考慮しても節税効果が勝るからです。ただ、拠出期間が短いので、iDeCoで準備できる老後資金は限られてしまいます。ですから、iDeCoに加えて、つみたてNISAを併用して老後の準備を行うとよいでしょう。
 iDeCoの拠出期間は60歳から65歳に引き上げられるとの予想もありますが、50歳代後半であれば、65歳まで拠出期間が延びる前提でもつみたてNISAの方を優先した方が良いと考えます。75歳以降の後期高齢時代に備えるために、積立投資を行っていき、リタイア後、現預金から老後資金は取崩し、積立投資分は75歳以降の取り崩しに備えるということです。それによって老後資金が減少していく速度をより遅くすることができると言えます。

  専業主婦の方にも

 最後に専業主婦の方ですが、専業主婦の方は所得控除を利用できないことからiDeCoはメリットが少ないと言われる場合がありますが、老後の準備という観点に立てば充分メリットがあると考えます。運用益の非課税な点はつみたてNISAと変わりませんが、60歳以降の引き出し時に公的年金等控除額や退職所得控除を利用できるため、その部分で税制上のメリットが大きくなるからです。
 全世代に言えるのは、iDeCoだけで老後のために十分な資金を確保するのは難しいということです。iDeCoとつみたてNISAを併用して老後の準備を行うのが理想と考えます。まずは、家計収支に無理のない金額で始めてみませんか。

 クイズの答え

 平成時代、都市銀行の数は最大で13行ありました。具体名は、三井銀行、三菱銀行、住友銀行、東京銀行、富士銀行、第一勧業銀行、三和銀行、太陽神戸銀行、協和銀行、埼玉銀行、北海道拓殖銀行、大和銀行、東海銀行の13行です。
投稿日:2019年4月5日
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